1)完成形
2)販売用パッケージ
3)組立て前
【型】
おうち Mk.2
【紙】
・タント 180kg
【印刷】
・インクジェットプリンタ(染料インク)
【カット】
・小型カッティングプロッター
〈解説〉
この『おうち(ねこ)』は、私たちの“前作”である展覧会『用途未定の紙』で
私たちと共同出展した堂東由佳さんの図案を使用させていただいています。
『用途未定の紙』の時は、“版画作品を切る”というコンセプトが重要だったため
図柄と型の関係を完全にランダムにしていたのですが、
図柄と型の関係を完全にランダムにしていたのですが、
このシリーズでは、より“雑貨っぽく”“商品っぽく”させるため
図柄と型の関係を固定させています。
つまり、前作では大きな一枚の版画の一部分が分割されて
ポストカードサイズになっていたので
同じ図柄は一枚も無かったのですが
今回は、ポストカードサイズの図柄を用意しているので
一見前作のものと同じように見えますが
制作プロセスは全然違うものになっています。
この図柄は、『おうち』とぴったりな感じですが
『おうち』の制作プロセスは、下にある『用途未定の紙』 での解説のとおりなので
『おうち』制作当初は、全くこの版画(図柄)のことは気にしていませんでした。
(というか、知らなかった)
つまり、たまたまぴったりだったのでこれを活かさないわけにはいかないと思い
今回のラインナップに加えました。
〈『おうち』の 展覧会『用途未定の紙』 での解説〉
この展示がポストカードとポストカードサイズのペーパークラフトを展示すると決まってから
しばらく、どんなものをつくろうか迷っていました。
そんな時ヒントになったものが、“A式ダンボール箱”だったんです。
A式ダンボール箱というのは、
引っ越しの荷物なんかをいれたりする一般的なダンボール箱のことなのですが、
職業柄、私はこれの展開図をよく目にしていて、
その展開図がほとんど余分な隙間のない長方形でできていることに気付いたのです。
ポストカードという148mm×100mmの限られた面積を
(ほとんど)余すところなく使えるこの展開図が今回のコンセプトにぴったりだと思った私は、
この箱をもとにした形をつくってみることにしました。
まず天面の部分に傾斜をつけて屋根の形にし、
側面は窓の穴と、扉の切れ込みを入れて小さな「おうち」の形にしてみました。
この小さなおうちを作ってみて、もとはもとはただの箱だけど
少し変えることで表情がついて
ちょっとしたミニチュアモデルになるのはおもしろいなあと思いました。
この作品は、全体の方向性を決定した起点となる作品です。
図柄と型の関係を固定させています。
つまり、前作では大きな一枚の版画の一部分が分割されて
ポストカードサイズになっていたので
同じ図柄は一枚も無かったのですが
今回は、ポストカードサイズの図柄を用意しているので
一見前作のものと同じように見えますが
制作プロセスは全然違うものになっています。
この図柄は、『おうち』とぴったりな感じですが
『おうち』の制作プロセスは、下にある『用途未定の紙』 での解説のとおりなので
『おうち』制作当初は、全くこの版画(図柄)のことは気にしていませんでした。
(というか、知らなかった)
つまり、たまたまぴったりだったのでこれを活かさないわけにはいかないと思い
今回のラインナップに加えました。
〈『おうち』の 展覧会『用途未定の紙』 での解説〉
この展示がポストカードとポストカードサイズのペーパークラフトを展示すると決まってから
しばらく、どんなものをつくろうか迷っていました。
そんな時ヒントになったものが、“A式ダンボール箱”だったんです。
A式ダンボール箱というのは、
引っ越しの荷物なんかをいれたりする一般的なダンボール箱のことなのですが、
職業柄、私はこれの展開図をよく目にしていて、
その展開図がほとんど余分な隙間のない長方形でできていることに気付いたのです。
ポストカードという148mm×100mmの限られた面積を
(ほとんど)余すところなく使えるこの展開図が今回のコンセプトにぴったりだと思った私は、
この箱をもとにした形をつくってみることにしました。
まず天面の部分に傾斜をつけて屋根の形にし、
側面は窓の穴と、扉の切れ込みを入れて小さな「おうち」の形にしてみました。
この小さなおうちを作ってみて、もとはもとはただの箱だけど
少し変えることで表情がついて
ちょっとしたミニチュアモデルになるのはおもしろいなあと思いました。
この作品は、全体の方向性を決定した起点となる作品です。